改定履歴 | |
バージョン | 内容 |
101 | 初期バージョン |
111 | 同一地域を含む複数の地図データに優先順位をつけられるようにしました。 Garmap CE Version1.40以降で使用できます。 |
マルチマップは、複数の地図データを一つのリストファイルに登録することで、自動的にまたは簡単なキー操作で地図データを切り替える機能です。
Garmap CEバージョン1.40からは、ナビゲーション中に適切な地図に自動的に切り替わるようになりました。
リストファイルの書式は次のとおりです。
ファイルの内容 | 説明 | |
1行目: | Map List for Garmap CE | ; 固定文字列 |
2行目: | 111 | ; リストファイルのバージョン |
3行目: | 地図データ1のパスと優先順位 | ; パスは地図データの.datファイルへのリストファイルからの相対パス ; 優先順位は1〜30000までの整数値で1が最優先 ; パスと優先順位は1つのタブ文字で区切る |
4行目: | 地図データ2のパスと優先順位 | ; 〃 |
5行目以降: | 地図データ3以降 |
例
例えば、H/PCの”My Documents”フォルダにある、Tokyo、Sibuya、Sinjyukuという3つの地図データを切り替えて使いたい場合、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Map List for Garmap CE
111
Tokyo\mapinfo.dat 2
Sibuya\mapinfo.dat 1
Sinjyuku\mapinfo.dat 1
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という内容のファイルを”My Documents”に作成します。
必ず、地図フォルダと同一のフォルダに作成してください。
注意)フォルダ名には半角英数字(およびファイル名として有効な記号)だけを使って下さい。
上の例では、東京全体を含む地図と、渋谷と新宿の各詳細図があると仮定しています。
このリストファイルでは、東京全体よりも渋谷、新宿の優先順位を高くしていますので、ナビゲーションにこのリストファイルを使用すると、渋谷、新宿の詳細図範囲に入った時点で自動的に地図が切り替わります。詳細図範囲から外れれば東京全体図になります。
3つ以上の地図が同一地域を含むこともできます。この場合にも常に最も優先度の高い地図データが採用されます。これは、全体図、広域図、詳細図というようなことを想定しています。
Map List for Garmap CE
111
map0\mapinfo.dat 3
map0-1\mapinfo.dat 2
map0-1-1\mapinfo.dat 1
map0-1-2\mapinfo.dat 1
map0-2\mapinfo.dat 2
map0-2-1\mapinfo.dat 1
map0-2-2\mapinfo.dat 1