Garmapとは

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GarmapはGarmin GPSとWindowsパソコン/Windows CE H/PC PsPCでパソコンナビをしたり、PCでGarmin GPSのデータを扱ったりするソフトウェアです。

何ができるかというと、

  1. 文字通りパソコンナビ:PC上のビットマップ地図にGPSから読み込んだ現在地を表示する。
  2. Garmin GPSのデータ管理:GARMINプロトコルというGarmin GPS独自のプロトコルを利用して、GPS内部で記録しているトラックデータ、ウェイポイントデータ、ルートデータをPCに読み込んだり、PCで作成したウェイポイントやルートデータをGPSに書き込んだりできます。
  3. GPSに替わって、PC上の豊富なメモリーにトラックデータを記録できます。

といったところが基本でしょうか。

GarmapはWindows 95/98/NTで動くGarmap Win、Windows CEで動くGarmap CE、それとGarmap用の地図データを作るための各種ツール群で構成されます。

名称 概要
Garmap Win Garmap for Windows 95/98/NT版
Garmap CE Garmap for Windows CE(MIPS/SH)
Garpot GARMINプロトコルで一定時間ごとにGPSからデータを読み出し、POT形式で記録するプログラム。
GARMINプロトコルを使う最初に作ったWindows CEのプログラムですが、今となってはあまり存在価値がないかも。
NMEA Monitor CE カシオペアなどのWindows CEマシンでNMEA0183のデータをモニターし、ファイルに保存するプログラムです。
GMWACM マイクロソフトワールドアトラスからGarmap Win/CEの地図データを作成するプログラムです。
BMFC2BP カラービットマップファイルからモノクロのWindows CEで扱える4階調の2BPファイルを作成するプログラムです。
BMPDIV Garmap CEは地図データとして、最低3×3に分割してビットマップファイルが必要です。
BMPDIVは1つのビットマップファイルを分割してGarmap CEで扱える地図データに変換するプログラムです。
BMP2BP モノクロのビットマップをCE専用の4階調の2bp形式に変換するプログラムです。
コンソールプログラムなので、DOS窓から実行すると、そのディレクトリにあるすべての2階調ビットマップファイルを2bpファイルに変換します。

やっぱり売りはWindows CEで動くことです。ハンディGPSとCEマシンの組み合わせはフィールドでのパソコンナビの可能性を広げてくれてます。カシオペアならリブレットと比べても重さ半分だし、電池も長持ちするし。カシオペアサイズで反射型カラー液晶のマシンが出たらさぞやすばらしいことでしょう。

というわけで、GPSとCEマシンをもって、さあ、フィールドへ。

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